よくいただくご質問をまとめました。
疑問が解消されない場合はお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

関防協とは

Q関防協とはどのような団体ですか?

A関東防水管理事業協同組合は、改修工事に特化した関東地方の工事店ネットワークです。
建物改修に関する実績と経験から蓄積した豊富なノウハウにより、調査・診断から設計・施工・監理まで一環してサポートします。
関防協では防水工事についての教育活動も行なっており、適切な調査や提案ができる「防水改修調査診断員」の育成を実施しています。

関防協とは

改修工事の検討

Q防水の改修時期は、何年目くらいが良いですか?工事に適した時期はいつですか?

A防水工事の漏水保証は、施工後10年間というのが一般的です。従って施工後10年を超えたら防水全面改修工事実施に向けての検討が必要になります。
改修工事の実施はできるだけ雨の多い時期を避けた方が良いでしょう。比較的雨の少ない春先や秋は適していると言えます。

Q数年後に全面防水改修工事を予定しているのですが、それまでの防水層延命策はないでしょうか?

A既存防水層の不良箇所補修を行うとともに、ウレタン塗膜防水及びアスファルト防水の場合には、表面保護塗料の塗り替え等によるメンテナンスをおすすめします。

Q屋上防水工事と外壁改修工事は別々に発注した方がよいですか?

A大規模修繕工事の中で屋上防水改修工事が行われるのが一般的ですが、屋上防水工事の比率が大きい場合には、外壁塗装工事と分けて防水専業者に直接屋上防水工事を発注する方がコストダウンに繋がる場合もあります。

業者選び・見積もり

Q防水の施工業者はどのように選べばよいですか?

A防水改修工事に特化した工事会社を選ぶのが安心です。工事会社を選ぶのに不安を感じる方は、ぜひ関東防水管理事業協同組合(関防協)へご相談ください。
関防協には防水の改修工事に特化した工事店が所属しています。東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬の関東地域に限らず、山梨・静岡・長野・新潟にも支部があります。
防水改修調査診断員による無料診断の申し込みや、マップ上での施工店検索ができますので、ぜひお気軽にご活用ください。

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施工店検索
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Q適切な防水改修の提案を見分けるポイントを教えてください

Aしっかりと調査を行ってくれるか、十分な施工実績があるか、価格勝負でなく建物にとっての最適を提案してくれるか、などいくつかチェックすべきポイントがあります。
可能な限り2〜3社の提案を聞き比較検討することも重要です。詳しくはコラムでご紹介していますので、参考にしてください。

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屋上防水について

Q防水工事の見積り方法は?

A防水工事の専業者が現地に訪問し、実測・調査を行った上で見積書を作成します。
改修工事の場合には、既存防水層の調査・診断をしっかり行った上で見積もりを作成することが重要です。
既存防水層の劣化状況、下地の状況、下地と既存防水層との相性などを考慮して適材・適所の工法を選ぶことが見積りのポイントになります。

Q防水工事にかかる費用は、新築と改修とでは費用に差があるのですか?

A防水改修工事の際には、防水施工の前に既存下地処理工事が必要なため、新築工事における防水工事と比較した場合には、その分のコストが余計にかかります。
従って、防水改修工事に際しては、事前の調査・診断が必要となります。

Q複数の工事業者に見積りを依頼したところ費用に2割から3割以上もの金額差がでました。この価格差はどこから出るのですか?

A防水改修工事においては、防水材料及び防水工法によって価格差があります。更に下地処理工事の内容(下地処理項目・劣化数量)によって工事金額に差が出る場合があります。
見積書の見方や防水工事の用語などをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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Q防水改修工事にはどんな種類があるのですか?

A大きくは塗膜防水(塗る工法)、アスファルト防水(塗る+貼る工法)、シート防水などがあります。
どの工法を選ぶかはその場所の状況や用途、予算などによって異なるため、専門の業者に現状の劣化具合や雨漏りを引き起こした不具合箇所を確認してもらい、提案を受けることをおすすめします。

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Q防水層の劣化状況は、どのような方法で判定するのですか?

A防水層の目視、指触、打検による調査を行うことにより劣化状況を判定します。
このほか、経年数及び改修履歴も劣化度合いを判定する上で重要な要素となります。

Q防水工事は、誰にでも出来ますか?

A防水材は「半製品」です。そのため、防水機能を発揮するためには一定以上の技能と経験が必要です。
防水工事にはアスファルト防水・シート防水・塗膜防水等、各工法の施工技術を有する技能員による施工が不可欠となります。
関防協では、組合員の技能/経験の向上のために教育情報事業として「改質アスファルト防水技能学校」「塩ビシート防水技能学校」及び「ウレタン塗膜防水技能学校」を毎年開催しています。

関防協 – 信頼できる技術者の育成

Q防水仕様の選定方法は?

A防水材料にはアスファルト防水・シート防水(塩ビ系・ゴム系)・塗膜防水(ウレタン系・FRP系)があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
防水改修の仕様選定では、既存下地の種別や劣化の状況に応じて適材適所の仕様選定を行うことが重要です。

Q屋上に上がったら、表面が銀色に見えるのですが、これも防水材ですか?

A銀色に見えるのは、防水層を保護する目的で塗布されている表面保護塗料です。保護塗料の耐用年限は3〜5年程度といわれています。
ちなみに、保護塗料自体には防水性能はほとんどありません。あくまでも防水層を保護する役割を担っています。