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【よくある疑問】屋上防水工事は種類で耐用年数が変わるの?

【よくある疑問】屋上防水工事は種類で耐用年数が変わるの?

ビルやマンションなど、陸屋根の建物の屋上には新築時に雨漏りを防ぐ為、屋上の使用目的に合わせた防水工事が施されています。

防水業者が施工する屋上防水にはアスファルト防水・シート防水・塗膜防水という3つの種類の工事があります。

そして新築時の防水工事の種類によって耐用年数と、防水改修が必要な時期が変わります。

屋上防水工事とは?

屋上防水工事

屋上防水工事とは、陸屋根の建物に防水層を施工する工事です。防水層とは屋根に傾斜がなくても雨水を浸透させないアスファルトやシート、塗膜で形成される層のことです。

新築時には必ず防水層を設ける為の防水工事が行われますが、永久的にその役割が果たせる訳ではありません。

紫外線や雨風、地震などの自然現象から受けるダメージや、屋上の使用状況によって、防水層は徐々に劣化していくからです。

防水層の劣化の進行は、防水効果を低下させ、雨漏りのリスクを徐々に高めていきます。そのような状況を防ぐ為には、新築時だけではなく、適切な時期に屋上防水工事をする必要があります。

防水工事が必要になる劣化の症状

屋上の劣化の状態には、様々な症状がありますが、目視で判断しやすい例をいくつか見ていきましょう。

押さえコンクリートのひび割れ/押さえコンクリート仕上げ

ドレンの詰まり/押さえコンクリート仕上げ

ドレンの詰まり

伸縮目地の不良/押さえコンクリート仕上げ

伸縮目地の不良

防水層のフクレ/露出アスファルト防水

防水層のフクレ

この他にもたくさんの症状があります。詳しくはこちらからご覧いただけます。
>>>あなたにもできる! 防水診断チェック

屋上防水工事の種類と耐用年数

屋上防水工事の種類と耐用年数

新築時以降に必要な防水工事の時期は、屋上防水工事の種類の耐用年数によって変わります。

もちろん、耐用年数だけが目安になるということではありません。天候の状態や屋上の使用方法などによって、「そろそろ耐用年数ではあるが良い状態である」ということもあれば、「耐用年数までにまだ間があるが劣化が進んでいる」ということもあります。

ただ、屋上の防水改修工事時期の目安にはなるので、屋上防水工事の種類と耐用年数を確認しておきましょう。

アスファルト防水

世界最古で最も信頼性の高い防水材料であるアスファルトを使う防水工事です。液状の溶解アスファルトと、防水性の高いアスファルトシートを積層し、厚みのある防水層をつくります。

二層以上の積層工法が原則で、水密性・耐久性とも高く、施工の不具合が出にくい工法です。そしてアスファルト防水には耐用年数の異なる2つの仕上げがあり、耐用年数も異なります。

建設省総合開発プロジェクト(昭和55〜59年)の「建築防水の耐久性向上技術」資料による耐用年数は約17年です。

田島ルーフィング(株)の経年防水層分析試験など、独自研究データによる推定耐用年数では、26〜38年です。

押さえコンクリート仕上げ

防水層の上をコンクリートで保護する仕上げです。耐久性がより高くなることから駐車場として利用したり、不特定多数の人が出入りしたりする屋上に採用されます。

露出仕上げ

防水層の上を砂の付いたシートで保護する仕上げです。日常的な人の出入りが少ない屋上には、露出仕上げが採用される傾向にあります。

シート防水

ゴムや塩化ビニルを原料とするシートを下地に貼りつける工法です。下地調整コストが低減できるため、改修工事に適しています。

ベランダなどの狭い場所は接着剤でシートを貼る密着工法で施工されますが、屋上はおもに機械固定工法で施工されます。

機械固定工法とは、ディスク(塩ビ鋼板)を下地に打ち付けシートを固定させる工事です。

アスファルト防水と比較すると、工期が短いことが特徴です。

ディスクの中には、風によるシートの劣化を防ぐ免震機能がついているタイプもあります。

合成高分子系 シート防水の耐用年数は約13年です。

塗膜防水

ウレタン塗膜防水材料を使った液状の防水材料を塗り、化学反応で防水の膜をつくる工法です。

フェンスの基礎があるなど、細かい作業が必要な場所にも施工できることが特徴です。通気緩衝シートを用いる複合工法もあります。

ウレタン塗膜防水の耐用年数は約10年です。

屋上の防水改修工事をするタイミング

屋上の防水改修工事にかかる工期と費用は、屋上の防水改修工事をするタイミングによって変わります。なぜなら屋上の劣化の状態と耐用年数によって屋上の防水改修工事の内容が変わるからです。

かぶせ(再生)工法

適切なタイミングでの防水改修工事には、かぶせ(再生)工法という工法が採用されます。かぶせ工法とは既存防水層の不良部のみを除去し、適切な下地処理を施した上で、新規防水層をかぶせて施工する工法です。

この工法は既存防水層を再度下層防水層として利用しながら、新規防水層を形成するため、信頼性・耐久性が高いことが特徴です。

そして既存防水層を全面的に撤去しない為、既存防水層の撤去にかかる作業時間や、廃棄物の処理にかかる費用が抑えられます。

撤去工法

既存防水層の劣化が進み、撤去するしかないという状態になってしまった場合には、撤去工法が採用されます。

かぶせ(再生)工法と比較すると、工期が長くなり費用も嵩みますが、次回からはかぶせ工法での防水改修工事ができるようになります。

工期と費用を抑えて効率よく屋上防水改修工事をする為には、耐用年数だけをあてにせず、屋上の劣化の状態を一定の期間ごとにチェックすることが大切です。

それではどのように屋上の状態をチェックすればよいのでしょうか?

屋上防水工事の業者選びのポイント

防水改修診断の様子

屋上防水工事の業者選びをする際には、その前に屋上の防水調査をすることが重要です。屋上の劣化の状態は、専門家でなくても目視で確認できるケースの他に、専門家の調査によって発見されるケースがあります。

よって、防水の点検を常に行うことが重要です。最低でも、新築、又は「前回の防水改修工事で施工した工法の耐用年数」に近づいた段階で屋上の防水調査をする必要があります。

防水診断員による屋上の防水調査は、建物の規模や条件に関わらず無料で受けられます。調査後には診断結果報告書が作成されます。

その際に、診断結果に応じた屋上防水改修工事に方法についてもアドバイスが受けられます。

屋上防水の専門業者は実はそれほど多くはなく、よくわからないままに塗装業者に依頼してしまったりすると、確実な防水効果が得られません。

防水診断員からは、正確に防水工事をする業者に依頼する為のアドバイスも得られるので安心です。

屋根(屋上防水)の点検
雨水を直接受ける屋根は、コンクリートだけでは水の侵入を防ぐことができないので、「防水層*」が設けられています。 防水層にも寿命があるので、建物の一生を通じて何度かは部分的に、あるいは全面的に修繕することが必要です。

引用:国土交通省 保全ガイドブック

防水改修調査で劣化の状態を早めに発見できれば、改修工事の工期も費用も抑えられます。

そして何より、雨漏りによる耐震性の低下や壁のシミなどの被害を未然に防げます。

耐用年数まで間があるが、雨漏りの不安を感じるという場合にも、そろそろ耐用年数が来るので防水改修工事の検討を始めなくてはならないという場合にも、防水改修調査が役立ちます。

専門の調査員が無料で行いますのでお気軽にお問い合わせください。

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