防水工事は建物を長持ちさせるための要!
リフォームの工法や耐用年数を解説

ビルオーナー様やマンションにお住まいの方で、外装のリフォーム計画を立てるのにお困りの方も多いでしょう。特に防水工事は日常生活に直接関わる訳ではなく、気付いたら手遅れになっていることも少なくありません。しかし、防水リフォームは建物を長持ちするためにはとても重要なメンテナンスです。そこで、防水リフォームについて工法の種類や選び方、耐用年数などを紹介します。施工業者との打ち合わせや交渉をスムーズに進めるためにも、ぜひ参考にしてください。

防水リフォームの工法とは?

防水リフォームと一口に言ってもいくつかの工法があります。手順や特徴が異なりますので、それぞれ解説します。

防水の工法は3種類!

防水リフォームの工法は主に3種類あります。

  1. 塗膜防水:施工時に液状の塗膜防水材(ウレタン系他)を塗布する工法
  2. アスファルト防水:アスファルトシートを重ね貼りして防水層を形成し、最後にトップコート塗装をする工法
  3. シート防水:ゴムや塩化ビニル製の防水シートを接着する工法

施工場所によって適切な工法が異なり、また近年では高性能なものや環境対応を謳った材料が増えてきています。そのため、施主様のご要望に応じて、工事会社は工法や使う材料を提案します。

 

どの防水リフォームを選べばいい?特徴の違いは?

では、どの工法を選べばいいのでしょうか?選択方法のポイントは主に4つです。

  1. 既存の防水層(種別)で判断する
  2. 施工場所の状況で判断する
  3. 耐用年数やコスト、工期で判断する
  4. 周辺環境で判断する

 

既存の防水層種別で判断する

まず、現状にどのような工法・材料が施されているかで判断できます。ただし、一般の方では工法・材料の判断は難しいため、表面がどのような仕上げになっているかを確認するか、建設時の設計資料を見てみましょう。ちなみに、ホームページ内には目視できる表面からリフォーム方法を選定できるチャートを用意しています。ぜひ合わせて参考にしてください。

 

施工場所の状況で判断する

一般の方が判断しやすいのが、施工場所の状況の違いによる選定方法です。工法ごとに適した施工場所の例を紹介します。

ベランダ・バルコニーなどの小面積な場所
障害物が多く複雑な形状の屋上など
塗膜防水
障害物が少なく、広々とした屋上など
紫外線・雨にさらされ続ける場所で耐久性を重視する場所
アスファルト防水
集合住宅の外廊下など、面積が広く人が歩行する場所防滑性長尺シート

 

耐用年数やコスト、工期で判断する

ランニングコストや工期の長さは、マンションやテナントビルにおいてとても重要なポイントです。長期的に考慮して工法を選んでください。

 耐用年数工期
塗膜防水
ウレタン防水(密着工法):5年程度(5〜8年でメンテナンス)
ウレタン防水(通気緩衝工法):10〜15年(5〜10年でメンテナンス)

(やや長い)
アスファルト防水
改質アスファルトシート防水:15年~20年(5~8年でメンテナンス)

(やや短い)
シート防水
塩ビシート防水(密着工法)10年~15年程度(10〜15年でやりかえ)
塩ビシート防水(機械的固定工法):15年~20年程度(15年でやりかえ)

(短い)
※上記内容はあくまで標準的な材料・工法の場合で、機能性材料を使用した場合など、一部適合しない場合もあります。ご了承ください。

 
施工コストは工法を選択する上でポイントになると思われがちですが、コスト重視で工法を選ぶと十分な防水性能を活かしきれない場合もあります。防水工事は建物を長持ちするためにはとても重要な工事であるため、現状を考慮し先を見据えてどの工法がいいかどうか検討しなくてはいけません。また、同じ工法であっても場所の状況や現在の仕様、その他の諸条件によってコストは変動します。そのため、現場によってコスト優先にすべきか、品質を第一に考えるべきかを見極めましょう。ぜひ防水工事のプロに相談して、適切な工法を選んでください。

周辺環境で判断する

集合住宅やテナントビルの場合は、借主や周辺住民へも配慮をして工法を選ばなくてはいけません。既存の防水層を全面撤去する場合は、工期が長引き振動・騒音が出たりする上に、撤去後の雨養生も必要なため、住民への負担が大きくなってしまいます。そのため防水リフォームの場合は、既存の防水層の上から新規防水層を作る「かぶせ工法」が主流です。かぶせ工法は振動・騒音が少なく、撤去工事がほとんどないため総工期を短縮できます。「撤去工法」「かぶせ工法」「機械的固定工法」には、それぞれメリット・デメリットがあります。詳しくは下記のページをご覧ください。

 

暑さや寒さ対策にも活躍する防水工事!

防水リフォーム工法を選ぶ際のポイントについて紹介しましたが、実はそれ以外にもおすすめの選び方があります。それが、暑さ・寒さ対策やエコな工法を選ぶということです。屋上からの熱気や冷気を防水層で軽減できる上に耐久性も高く、空調機器の使用量を減らすこともできるため、省エネという観点からも注目されています。実際に施工されたお客様の声も紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

 

ベランダ・屋上の防水でお悩みの方や工法の詳細を知りたい方は
お気軽にご相談ください

防水リフォーム工事について紹介してきましたが、それぞれの工法は機能や施工性、耐久性の面から細分化されています。そのため、一般の方が適正な工法を選定するのはとても難しいです。ベランダや屋上のメンテナンス時期や工法についてお悩みの方は、ぜひ専門業者へ相談しましょう。本ページでは、確かな実績のある関東近郊の施工業者が簡単に検索できます。少しでも防水に不安や不満を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。